着なくなった服を手放すと、クローゼットだけでなく、毎朝の気持ちまで軽くなります。
ただ、買取に出しても値段がつかなかった服や、売るほどでもない服は、どう手放せばいいか迷いますよね。捨てるのはもったいないけれど、寄付や回収はどこに出せばいいのかわからない。そんな人も多いと思います。
この記事では、売れなかった服の手放し方を、服の状態別に整理しました。寄付、店舗の回収、自治体の資源回収、ごみとして出すときのポイントまで、順番にまとめています。
結論:服の状態で、手放し方を選ぶ
- まだ売れそうな服:店頭買取や宅配買取、フリマアプリで売る
- 値段はつかないけれど、まだ着られる服:寄付や、店舗の回収ボックスに出す
- 着られないほど傷んだ服:自治体の資源回収(古着・古布)や、どんな状態でも受け付けるH&Mの回収に出す。どちらも難しければ、ごみとして出す
まずは「まだ着られるか」で分けるだけで、迷う時間がぐっと減ります。
手放す前に、服を3つに分ける
いきなり処分を考える前に、手放したい服を次の3つに分けてみてください。
- 売れそうな服:ブランドの服、状態がきれいな服、季節のものなど
- まだ着られる服:値段はつかなくても、汚れや大きな傷みがない服
- 着られない服:破れ、落ちない汚れ、強い毛玉やにおいがある服
売れそうな服があれば、先に売ってみましょう。ノンブランドの服の売り方や、ブランド服の宅配買取は、こちらの記事でまとめています。
ノンブランドの服を売るならどこがいい?店頭・宅配・フリマアプリの選び方
ブランド服の買取はどこがおすすめ?宅配買取3社の違いと選び方
まだ着られる服の手放し方
寄付する
着られる服は、寄付という選択肢があります。国内外で服を必要としている人に届けている団体があり、送るだけで次の人に使ってもらえます。
寄付するときは、次の点を確認しておきましょう。
- 受け付けている服の種類:下着や制服、季節もの、子ども服など、団体ごとに受け付けるものが違います
- 服の状態:洗濯済みで、汚れや破れがないことが条件になっていることがほとんどです
- 送料や費用:送料は自分で負担することが多く、寄付金などの費用がかかる団体もあります
申し込む前に、団体の公式サイトで条件を確認してから送ると安心です。
店舗の回収ボックスに出す
アパレルブランドの中には、店頭で着なくなった服を回収しているところがあります。
ユニクロ・ジーユー
ユニクロは「RE.UNIQLO」、ジーユーは「RE.GU」として、全国のユニクロ・ジーユー・プラステの店舗に回収ボックスを置いています。対象は、ユニクロやジーユー、プラステ、セオリーなど、グループのブランドで販売した商品です。洗濯してから、お店の回収ボックスに入れます。ユニクロでは、郵送での回収は受け付けていません。
回収された服は仕分けされ、まだ着られる服は世界各地の難民・避難民の人たちに届けられ、着られない服は車の防音材などに加工されると案内されています。
H&M
H&Mの古着回収サービスは、どのブランドの服でも、どんな状態でも受け付けています。いらなくなった服や布を袋に入れて、近くのH&Mの店舗の回収ボックスに入れます。まだ着られる服は古着として販売され、着られない服はリメイク品やクリーニングクロス、断熱材などに生まれ変わると案内されています。
回収の条件や特典は変わることがあるので、持っていく前に各社の公式サイトで確認してください。
家族や友人にゆずる
サイズや好みが合う人が身近にいれば、ゆずるのもひとつの方法です。子ども服や、きちんとした場面で着る服は、喜ばれることも多いです。
着られない服の手放し方
自治体の資源回収に出す
多くの自治体では、古着や古布を資源として回収しています。集められた服は、古着として再利用されたり、工業用の布やほかの素材に生まれ変わったりします。
出し方は、自治体によって大きく違います。
- 「古着・古布」として資源の日に出す
- 地域の拠点回収や、リサイクルセンターに持ち込む
- 雨の日は出さない、汚れたものや濡れたものは対象外、などの決まりがある
お住まいの自治体のホームページや、ごみの分別表で確認してください。
破れや汚れがあって資源回収に出せない服は、前の章で紹介したH&Mの古着回収サービスに出すこともできます。どんな状態の服でも受け付けているので、ごみにする前に考えてみてください。
ごみとして出す
資源回収の対象にならない服は、ごみとして出します。多くの自治体では燃えるごみですが、ダウンなどの中綿が入った服や、革の服、ボタンやファスナーなどの金具は、分け方が違うことがあります。こちらも、自治体の分別ルールに合わせて出しましょう。
不用品回収業者に頼むときは
大量の服をまとめて引き取ってもらいたいときは、不用品回収業者に頼む方法もあります。家庭のごみを回収するには自治体の許可が必要なので、依頼する前に、許可を受けている業者かどうかを確認しましょう。料金も、事前に見積もりをとっておくと安心です。
パーソナルスタイリストが考える、手放すときにしておきたいこと
1. 「なぜ着なくなったか」をメモする
手放す服は、次の服選びのヒントのかたまりです。「丈が合わなかった」「色が顔に合わなかった」「手持ちの服と合わせにくかった」など、着なくなった理由をひとことメモしておくと、同じ失敗をくり返さなくなります。
2. 手放すのは、季節の変わり目にまとめて
衣替えのタイミングでまとめて見直すと、「今シーズン1回も着なかった服」がはっきりわかります。売れそうな服は、季節の少し前に売る方が値段がつきやすくなります。
3. 次は「借りる」も選択肢に
着る機会が少ない服や、流行の服は、買わずに借りるという方法もあります。服を増やさずにおしゃれを楽しめるので、手放す服そのものが減っていきます。
服のレンタル(サブスク)とは?仕組みとメリット、向いている人・向いていない人
まとめ:売る、ゆずる、資源に。服の状態で選ぶ
いらない服の手放し方をおさらいします。
- まずは「売れそうな服」「まだ着られる服」「着られない服」の3つに分ける
- まだ着られる服は、寄付や店舗の回収ボックス、知り合いにゆずる
- 着られない服は、自治体の資源回収に出す。対象外なら、分別ルールに合わせてごみに出す
- 手放す理由をメモしておくと、次の服選びの失敗が減る
服を手放すことは、自分に似合う服を知るための大事な一歩です。服の状態に合った方法で、気持ちよく次へつないでください。

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