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冬の服は、選び方ひとつで「着ぶくれ」にも「華奢見え」にも変わります。骨格ウェーブは、その差がいちばん大きく出るタイプです。
私自身も骨格ウェーブで、北海道の中でも特に寒い地域に住んでいます。冬はダウンが手放せず、骨格ウェーブが苦手とされるダウンで、何度も失敗してきました。今は「これなら自分を好きでいられる」と思える2着に落ち着いています。
この記事では、骨格ウェーブが冬服で失敗しやすい理由と、似合うアウター・ニット・ボトムスの選び方を、私の失敗談と愛用品をまじえてまとめました。
結論:冬服は「重心を上に」「やわらかく」「丈はほどほど」
- 重心を上に:首まわりや肩まわりにポイントをつくり、目線を上に集める
- やわらかく:ハリの強い素材やラフな素材より、ふんわり、とろみのある素材を選ぶ
- 丈はほどほど:アウターはお尻が隠れるくらいまで。長い丈は、くびれやウエスト位置で調整する
この3つを押さえるだけで、寒い冬でも重たく見えにくくなります。
骨格ウェーブが冬服で失敗しやすい理由
骨格ウェーブは、上半身が華奢で、重心が下半身寄りにあるタイプです。体の厚みが薄く、肌や筋肉の質感がやわらかいのも特徴です。
冬の服は、厚手で、丈が長く、ボリュームのあるものが多くなります。骨格ウェーブがこうした服を着ると、次のようなことが起きやすくなります。
- 厚手の服に体が負けて、服に着られているように見える
- 長い丈やボリュームのある服で、重心がさらに下がって見える
- ハリのある素材やラフな素材が、やわらかい質感と合わず、ちぐはぐな印象になる
骨格ウェーブの特徴や、季節を問わず似合う服・似合わない服は、こちらの記事でくわしくまとめています。
骨格ウェーブに似合う服・似合わない服|好きな服を似合わせるコツをパーソナルスタイリストが解説
骨格ウェーブが冬に避けたい服
私が失敗した2着
骨格診断を受ける前、私がいちばん失敗したのは、アウトドア感やラフ感の強いアウターでした。
1. ウールリッチのコットン素材の中綿ジャケット
しっかりしたコットン素材で、ラフな雰囲気の中綿ジャケットでした。かっこいいと思って選んだのに、着てみるとどうにも服に着られている印象で、鏡に映る自分を好きになれませんでした。
2. フード付きのロングウールコート
フードの重さと長い丈で、全体がずっしりと下に引っぱられて見えました。暖かさは十分なのに、着るたびに気持ちが沈むコートでした。
今ならわかります。骨格ウェーブのやわらかい質感に対して、素材のハリやラフさ、丈の長さが勝ちすぎていたのです。
避けたい冬服のポイント
- アウトドア感、ワーク感の強い、硬い素材のアウター
- ふくらはぎまであるロングコートで、ウエストのしぼりがないもの
- 肩が大きく落ちる、オーバーサイズのアウターやニット
- 厚手でざっくりした、ローゲージのニット
- 裾が広がる、厚手のワイドパンツ
どれも「絶対に着てはいけない」わけではありません。着るときは、丈や合わせる服でバランスをとると、取り入れやすくなります。
骨格ウェーブに似合う冬アウターの選び方
ダウンジャケット
ダウンは、骨格ウェーブが苦手とされるアイテムのひとつです。それでも寒い地域では、ダウンなしでは冬を越せません。何着も失敗してきてわかった、似合うダウンの選び方は次の4つです。
- 丈は、ショートからお尻が隠れるくらいまで:長すぎない丈が、重心を上に保ちます
- シルエットは、ふんわり丸いもの:骨格ウェーブのやわらかさとなじみます
- 装飾は少なく、クリーンなデザイン:ポケットやベルトが多いと、アウトドア感が強くなります
- どこかに「抜け」をつくる:ハーフジップやスリットで中の服がのぞくと、重たく見えません
ウールコート
ウールコートは、次のポイントを押さえると選びやすくなります。
- ノーカラーか、小さめの襟:首まわりがすっきりして、華奢な上半身が引き立ちます
- ウエストをしぼれるデザイン:ベルトつきやガウンコートなら、長めの丈でもくびれが出ます
- やわらかい素材:ハリの強いメルトンより、とろみのあるウールやカシミヤ混がなじみます
- 丈はひざ上くらいから:はじめての1着なら、長すぎない丈が失敗しにくいです
はじめてのウールコートは、似合うかどうか不安なものです。メチャカリなら、新品のコートを借りて、自分の毎日の服と合わせて試せます。似合ったら、そのまま買い取ることもできます。
\ 新品のコートを、買う前に借りて試せる /
スタイリストの私物:寒い地域で骨格ウェーブが選んだダウン2着
Rab(ラブ)のハーフジップのダウン(メンズ・Sサイズ)
20代から愛用している1着です。お気に入りの理由は、ハーフジップと、片側だけに入ったサイドスリットです。
アウターというより、トップスのような感覚で着られるデザインで、この抜け感が、骨格ウェーブでも似合うポイントになっています。前を開けると中の服も見せられるので、冬にむずかしいレイヤードも楽しめます。
最近は、ハーフジップのダウンも増えてきたように感じます。ダウンで着ぶくれしてしまう人は、ぜひ選択肢に入れてみてください。
ユニクロ+J ダウンボリュームジャケット(ブラック・Lサイズ)
30代に入り、きれいめで、少しフェミニンな雰囲気のアウターが欲しくなって選んだ1着です。
気に入っているのは、装飾のないクリーンなデザイン、お尻が隠れる程度の長すぎず短すぎない丈、ふんわりと丸いシルエットです。ボリュームのあるダウンでも、丸いシルエットなら、骨格ウェーブのやわらかさとけんかしません。
2着に共通しているのは、「抜け」か「丸み」があることです。ダウンを選ぶときの目安にしてみてください。
骨格ウェーブに似合う冬のニット・トップス
ハイネック・タートルネック
首まわりにボリュームが出るハイネックやタートルネックは、骨格ウェーブの得意なアイテムです。目線が上に集まり、重心が上がって見えます。
- 薄手で、目のつまったハイゲージを選ぶ
- リブ編みなど、体にほどよく沿うものを選ぶ
- 首がつまって見えるときは、首にぴったり沿うものより、少しゆとりのある形を選ぶ
ショート丈のニット・カーディガン
丈が短めのニットは、ウエスト位置が高く見えて、脚が長く見えます。普通の丈のニットなら、前だけボトムスに入れると、同じ効果があります。
ふわふわとしたモヘアやアンゴラなど、やわらかい素材のニットも、骨格ウェーブによく似合います。
冬のボトムスと小物の選び方
- ボトムス:ハイウエストのものを選ぶ。スカートなら、フレアやマーメイドなど、やわらかく揺れる素材がなじむ
- パンツ:テーパードやセミフレアなど、裾に向かってすっきりした形が合わせやすい
- ブーツ:足首まわりがすっきりしたショートブーツや、脚に沿うロングブーツ
- マフラー:首元にボリュームを足すと、重心が上がる。厚すぎない、やわらかい素材を選ぶ
気になるコートは、借りて試すのもひとつの方法
私もウールコートに挑戦したいと思いながら、寒さと失敗の不安から、なかなか手を出せずにいます。コートは値段が高く、似合わなかったときの後悔も大きいアイテムです。
迷っているなら、買う前に借りて試してみるのもひとつの方法です。メチャカリでは、秋冬に新品のコートやアウターも借りられます。自分の毎日の服と合わせてみて、似合うと感じたものだけを選べます。
\ すべて新品の服を、自分で選んで借りられる /
メチャカリの料金や口コミは、こちらの記事でまとめています。
メチャカリの口コミ・評判は?気になる声と料金・ブランドをパーソナルスタイリストが解説
自分で選ぶのがむずかしい人は、プロのスタイリストが選んでくれるairClosetもあります。登録のときに「骨格ウェーブ」と伝えておくと、似合う服が届きやすくなります。
エアークローゼットの口コミ・評判は?料金プランと似合う服が届くコツをパーソナルスタイリストが解説
まとめ:冬こそ、骨格ウェーブの「華奢さ」をいかす
骨格ウェーブの冬服選びをおさらいします。
- アウトドア感の強い硬い素材や、長くて重たいコートは、服に着られて見えやすい
- ダウンは、丈をお尻が隠れるくらいまでにして、「抜け」か「丸み」のあるものを選ぶ
- ウールコートは、ノーカラーかウエストをしぼれるデザインで、やわらかい素材を選ぶ
- ハイネックやショート丈のニットで、重心を上に集める
寒い冬も、自分を好きでいられる服で過ごせると、毎日の気分が変わります。まずは手持ちのアウターを、この記事のポイントで見直してみてください。
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